バックランによる「ウォーターフロントエッジ」

動画 

ぼかしと白抜きでバラの水彩「サハラ’98」

 水彩画用テンプレート「しろぬきプレート」とは

ぼかしの水彩 バラを描く(First stage)

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↑first wet in water により絵具を投入したが、その後、まだ生乾きの上に、多量に追加投入した水により、絵具が殆ど流されて、エッジ部分にたまり、画面全体が白っぽくなってしまった例。

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バックラン
(back run:逆流)によって生成した「ウォーターフロントエッジ」とは:
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絵具が生乾き状態の紙の上に、多めの水を置きます。その水が周囲に広がって流れます。投入した水の、高い水位が崩れて、水流が発生します。小さな津波です。水底の、生乾きで未定着の顔料が、押し流されます。水位を失って水流が止まる、外縁部分に顔料がたまり、不規則なギザギザのエッジをつります。これをウォーターフロントエッジと呼びます。ミクロなギザギザのパターンが、海岸に打ち上げられたゴミの感じによく似ています。

このギザギザのオブジェクトを、ウォーターフロントエッジと呼んでおきます。一般に、バックランと呼んでいるものです。バックランは、水の逆流の意味です。水の逆流現象と、それによって生じたオブジェクトを区別するために命名しました。

バックランで、「白抜き」をする画家もいます。柴崎春通さんのブログです。白抜きの記事は、下の方になるので、スクロールしてください。


表面張力によるエッジ:

水玉状に、盛り上げるようにたっぷりの溶き絵具を、乾いた紙の上に、盛り上げた際に生成する、シャープなエッジも、ウォーターフロントエッジの一種です。

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↑表面張力によるシャープなエッジの例

表面張力によって作られるエッジ:

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表面張力については詳しくないので、サラっといきます。水の分子は、分子間力(分子同士が引き合う力)で、水のかたまり(水滴)の中央に集まろうとする力がいつも働いています。顔料は、外縁の界面領域に押し出され、そこに溜まります。 (水の温度が低いほど、表面張力は、強いということです)

シャープエッジを意図的につくる方法はこちらです。

動画:「片ぼかしを作る(ハードエッジ、シャープエッジ、ソフトエッジ)」



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by nzmaro | 2014-03-09 21:08 | 水彩 wet 技術 | Comments(0)
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