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水彩紙に絵具が染みこんで、白抜きがしにくい場合

水彩紙に絵具が染みこんで、白抜きがしにくい場合はどうしたらいいか:
  
 
アルシュ紙は、表面に微細な凹凸が豊富で、絵具の収容量が多く、凹凸による2次反射によって、色の深みが出ます。
顔料(絵具)の食いつき性に優れているので、リフティング(洗い流し)や白抜きの際、抜ききれない場面があります。
 
 
これを改善する方法として、制作前に、サイジング材(ドーサ)(にじみ止め剤のこと)を、水彩紙全面に塗布します。
●ホルベイン「マルチサイジング」 効き目が強いので、30%希釈程度でよい
●吉祥「ドーサ液」 50%希釈程度で十分


これらサイジング液は、和紙など、全くサイジングが施していない紙に塗布することを前提に調合されています。
画用紙、水彩紙はすべて、製造時に、予めサイジングが施されているので、希釈液で十分だと思います。


サイジング剤を、施した水彩紙は、絵具の発色がよい、真っ白に白抜きできる、というメリットがあります。
ステイニング系の絵具でも、ばっちり白抜きできるようになります \(^_-)y
湿らせた研磨スポンジを、水彩紙表面にかるく当てるだけで、絵具がとれていきます。


サイジング液を塗布した水彩紙のデメリットをあげるとするなら、絵具を弾くようになるという点です。
発色の良い水彩紙(高級水彩紙)は、元々サイジングが強く施されており、絵具の弾きが強く、使いこなすには、技術が必要になります。
画用紙や、パルプ系の水彩紙は、とても楽にスイスイ絵具を載せられますが、強度があるのは、表皮部分のみで、その下は、ふわふわで強度が弱いです。

しろぬきプレート

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by nzmaro | 2015-07-11 09:48 | AGR DESIGN | Comments(0)
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