<   2013年 01月 ( 5 )   > この月の画像一覧

満開のサザンカ-11月-

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明美: 優しい絵じゃん。
マロ: ありがと。
明美: 自分ではどうなのよ。
マロ: もっとこー  ・・
明美: もっとこー何?
マロ: もっとこー、訴求力が・・
明美: 訴求力? これでジューブンよ、マロの絵には本当に優しさがあるんだから。
マロ: そうかね。左の茂みの足元を描写していないせいで、右の茂みとの前後関係が、おかしく見える。
明美: そう言われればそうだけと、それが何って。この絵の優しさや、柔らかな光、いーとこを自分で認めてあげなくちゃ。
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by nzmaro | 2013-01-31 09:13 | 作品 | Comments(0)

玉川上水の道-1月の陽光-

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明美: いーじゃん。
マロ: うん。学びがいろいろあった。
明美: あいかわらず、まじめだねー。とにかく、半年前と比べたら、すごい進歩だよ。
マロ: おいおい、よりによって一番へんな絵持ち出すなよ。

明美: で、どんな学びがあったんでしょうか、画伯。まじめくさって「・・一生勉強です・・」とか言わないでよ。
マロ: 言わないよ。一生勉強という態度も尊いけど、・・あんまりまじめくさると、なんか浮かばれないからね。
明美: で、学びは。
マロ: 水彩画の語法がだんだん身についてきたかなって・・
明美: 水彩画の語法ってどんな?
マロ: 一言じゃ、説明できないよ。それに、説明するよりも、もっともっと究極上手くなって、作品でもって、これが水彩画の語法ですって、表したい・・
明美: 出たー究極。やめときな、「究極の・・を」とか思いつめるの。あくまで「楽しく」がいいよ。肯定ペンギンとしては。
マロ: 出た、肯定ペンギン。誰がペンギンなんだい。そのうち、この場所に「肯定ペンギン博士」が登場したりして。
明美: 肯定ペンギン博士! 楽しそーじゃん。

明美: マロのうんちくの時間です。
マロ: ・・今日は、絵の具の話にしようかな。キャプトモータムバイオレット。
明美: バイオレット、紫色?
マロ: 「キャプトモータムバイオレット(W&N社)」は、暗赤褐色。色名のバイオレットは、紫の色相を帯びた、という程度の意味かな・・ホルベインでは、「マースバイオレット」が同様の顔料から出来た絵具です。
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明美: 小豆色ね。昔の鉄道車両の色だわ。阪急の電車って、今でもこんな色かしら。
マロ: まさしくそんな色。で、この絵具、風景画や樹木の暗部の表現に活躍してるんだ。
明美: そうなんだ。半年前、暗部をしっかり塗りこむことがなかなかできなくって・・って言ってたよね。
マロ: 暗部や陰の部分、以前はお約束のように青系を使ってしまう癖があった。昔、そう習ったもので。
明美: この絵具、重厚感あるわね。秋冬のファッションにもぴったり。
マロ: 原材料は人工の酸化鉄、その人工酸化鉄系の顔料の中で、キャプトモータムバイオレットは、もっとも粒子が粗い、つまり粒が大きい。
明美: ものすごくザラザラした感じね。
マロ: 日本画の岩絵具なみのザラザラ感だ。岩絵具の15番か白番くらいの粒子の大きさがあるんじゃないかな。筆をものすごく磨耗させる絵具なんだよね。酸化鉄は砥石の材料でもあるからね。私は、絵具の塊をつき崩す作業には、別の磨耗した筆をつかってるんだ。描画用の上等の筆では、つっつかない。
明美: 丁寧ね。

マロ: 人工酸化鉄の赤褐色系では、明るい順に、ライトレッド、インディアンレッド、そして、キャプトモータムバイオレットになる。その中で、ライトレッドが粒子が一番細かい。着色力は、この3色とも、とても強い。
明美: 弁柄(ベンガラ)とよばれる顔料ね。
マロ: 詳しいじゃん。
マロ: この絵具は、完全に不透明で、着色力がく強く、紙の上で、強く粒状化する。こうなると、透明水彩絵具という呼び名のイメージが、あまり当てはまらない。
明美: 粒状化って?
マロ: ザラザラなテクスチャになること。
明美: 結構、キワモノな絵具ね。
マロ: 「暗さ、黒さ」を表現するのに、赤系の色相と、この粒子の粗さが、とても貢献するんだ。
明美: 着色力が強い絵具って、初心者の敵だったりするわ。振り回される・・こんな彩度の低い、ザラザラの絵具、マロってトークローじゃん。
マロ: でも、うんちくよりか、もっと上手くなりたいよ。
明美: 今でジューブン、肯定ペンギン。
マロ: 「クワーッ!」は明美が言えよな!
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by nzmaro | 2013-01-25 14:12 | 作品 | Comments(2)

三宝寺池の沼地

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マロ: まとまらなかった・・というか、ここから先、こね回すのがいやになったので、次の絵に行きます。
明美: あっさりしてるじゃん。昔なんか、ちょっとやそっとじゃ、やめなかったし、どこまでも追求してたよね。
マロ: そうでしたね・・
明美: で、画伯、いやになった理由は?
マロ: ・・・・・つまり、フォーカルポイントを定められなくなった。
明美: 何? フォーカルポイントって。
マロ: 絵を見る人の注意を引くように、カッキリと、シャープに表す部分、あっちこっちに設けては、フォーカルポイントとはいえなくなる。
明美: この絵、全体はソフトフォーカスな状態だから、これから、どこにだって、好きなところを、フォーカルポイントにできるじゃん。
マロ: 明美の言うとおり。そうなんだが、じゃあ、明美だったら、どこに、フォーカルポイントを設けるのがいいと思う?
明美: 遠景にしてみたら・・いや、左の茂みかなぁ、それとも、沼の右の岸の、ジグザグに奥へ行く部分かなぁ、
マロ: そうなるだろ・・画面中央が沼の水面、それをぐるりと取り囲んで、物が配置されてるから・・
明美: この構図、ある意味では、壮大な雰囲気があるんだけどねー。 
マロ: そうそう、ある意味では、壮大。
明美: ・・ぱっぱと見切りをつけれるのも、水彩画のいいとこだよね。
マロ: アルシュ紙もったいなかった・・
明美: そんなことないよ。同じ、まとめられなかったと言っても、半年前のまとめられなかった絵とは、なんか雰囲気が、まったく違うよ。プロッぽい。それに、油彩画に匹敵するような、トーンがでてるよ、肯定ペンギンにおなり!
マロ: クワーッ。・・やらせるなっつーの!

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by nzmaro | 2013-01-22 21:08 | 作品 | Comments(0)

1月の玉川上水の道

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明美: いーじゃん。半年前とぜんぜんちがうじゃん。
マロ: そうかね・・
明美: 自分で、この絵に不満点あるわけ・・?
マロ: 精一杯やったからな・・
明美: 完璧じゃん。
マロ: いや、完璧とは・・
明美: 気難しく考えるのよしなよ・・
マロ: そうだね。
明美: 柔らかで、震えるような、テクスチャがかもし出す波動が、とてもいいよ。
マロ: そうかね・・
明美: マロの描く絵は、ほんとうに、どれも優しいよね。
マロ: かね・・
  
明美: 肯定ペンギンになりな!
マロ: ????  ペンギン ?
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明美: 肯定ペンギンだよ。
マロ: ・・「ペンギンに、おなり!」ですか、女王様。
明美: 皇帝ペンギンじゃなくて、肯定ペンギン!
マロ: だから、ペンギンだろ、南極とかにいる。
明美: コウテイはコウテイでも、肯定のペンギンだよ。自分をもっと心底肯定しなって。マロはそれくらいでちょうどいい・・
マロ: ・・・・・わ、分かった、分かりました女王様・・じゃなくて明美さま・・意味わかったよ。肯定ね。

明美: そうだよ、まったく。この絵には、まだ何かが足りてない・・とか、気難しげに考える必要なんかないの。マロは、芥川龍之介じゃないんだから・・アンタンたる表情なんて、マロには似合わないよ。
マロ: 暗澹たる・・なんて言葉、どうして知ってるんだよ。
明美: しってるわよ。それくらい。

明美: つぎは?
マロ: つぎも、冬の武蔵野の自然を・・
明美: いーじゃん、いーじゃん、肯定ペンギン(*⌒▽⌒*)
 
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by nzmaro | 2013-01-18 14:11 | 作品 | Comments(2)

1月の三宝寺池

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明美: 水彩画、再開じゃん。
マロ: ほんとうに、再開だけを考えて、この半年間やってきた・・。
明美: 前作「7月の夕焼け空」を描いたのは8月だったね。
マロ: そうだった・・これからは、武蔵野の自然をテーマにしていくんだ。自分の原風景だしね。
明美: いーじゃん武蔵野! で、この絵、相当ヤバイじゃん。激ヤバかも。
マロ: ほめてんのかよ・・相変わらず、アーパーなじゃべりで・・

明美: 黄土、褐色系の絵具を、鮮やかに発色させてるじゃん。紙を引っかいて白くすることもやってるじゃん。
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マロ: スクラッチは、前からやってみたかったんだ。手動のスクラッチに使った道具は、精密ヤスリ、コンヨのダイヤモンドヤスリ チタンコーティング(298円)。それから、電動の機械も初めて使った。Panasonic 角質クリア ES 2502PP-G(3340円) という機械。ボディケアの機械です。
明美: 詳しく紹介ありがとう。スクラッチ、かっこよくきまってるじゃん。
マロ: 昔の自分だったら、スクラッチなんか、始めたら、止まらなくなって、画面のそこらじゅうをひっかいて、スクラッチの効果を台無しにしていただろうな・・

明美: 手動のスクラッチって、とがっている針の先みたいなもので、出来るわけ?
マロ: スクラッチは、結構、道具を選ぶんだ。洋裁用の目打ちだと、紙の上でつるつるすべっちゃって、ぜんぜん削れない。紙に、不要な溝を掘り込むばかり。カッターナイフだと、紙に切り込んでいくばかりで、紙の表面を削り取りにくい。やはり細いヤスリがいいようです。

マロ: 読者の方で、水彩画のスクラッチに、もっといい道具をご存知の方は、教えてくださいm(._.)m

明美: 同じような機械に、電動消しゴムっていうのがあるじゃん。
マロ: 電動消しゴムね。電動消しゴムに、砂消しゴム装着してもいいけど、水彩紙の表面を削る力はちょっと弱い。砂消しゴムだと、やわらかくて、しなってしまうし。この角質削り機には、ザクザクに荒い砥石がついているんだけれど、これぐらいがちょうどいいです。

明美: wet in wet、いいじゃん。
マロ: wet in wet について喋れと・・?
明美: 喋りたいだろうと思って・・
マロ: アルシュ紙は、 wet in wet にぴったりの紙だね。
明美: なんで?
マロ: 紙表面の微細な凹凸の微細なエッジがシャープで、かつ、凹凸の深さが深い。 たらしこんだwet in wet の絵具が、次第に周囲に拡散していく速度が一定していて、とても安定感がある。微細で深い凹凸が、絵具の拡散の流れを、ちょうどよく制御してくれる感じがあるんだ。
ケント紙や画用紙のように、平らで滑らかな紙だと、表面に水を打ってぬらし、そこへ絵具をたらしこむと、ちょっとした紙の波打ちの加減で、絵具が、どちらへ流れていくか、予想がつかないとことがある。
明美: アルシュ紙、激高だよね。
マロ: ゲッコー(激昂)?
明美: ゲキタカ!
マロ: 失礼。  まさしく、まさしく・・激、高い。もっと安価な紙で、同様の効果がある紙を、いつも探しているんだけれどね・・
  

明美: 次の絵は?
マロ: 冬の玉川上水を描こうと思う。
明美: いーじゃん、玉川上水、冬の武蔵野、雑木林、サイコーじゃん!
マロ: その喋り、ヨコスカに長く暮らしたせいだよな、きっと・・
明美: 今度は、もっと絵がヤバくなること期待してるから(*⌒▽⌒*)
マロ: 明美の喋りも、ヤバさに磨きがかかってるぞ。
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by nzmaro | 2013-01-15 21:11 | 作品 | Comments(0)