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春爛漫-桜満開-

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明美: わ、すごい!
マロ: うん、いい絵になった。
明美: 完璧じゃん。
マロ: あー・・いやいや・・
明美: 言うことないから、このブログでの私たちの会話、終わっちゃうんじゃないかしら。
マロ: いや、そんなことはない、それはさびしいよ。

明美: じゃあ、秘訣とか、公開しなよ、そういうのは、共有するのがいいわ。出し惜しみは、才能がくさっちゃうよ。
マロ:  出し惜しみなんか、してますかね。
明美: よく描けたポイントを言いなよ。
マロ: え・・今回は、特に筆、いい筆を買ったんだ。高い画材じゃなければ、いい絵は描けないなんて、はずはないと、思いたいのだけれど、でも、やっぱり、必要になってくる。
明美: 筆のメーカーとかは。
マロ: なんか、ひけらかすようでやだよ・・
明美: でも、その筆で、ものすごく助かったわけじゃん。公開しなよ。
マロ: はいはい、えーと、ラファエルの8400 10号(点付の筆、コリンスキー)、ラファエルの8408 10号(細書き用)。
明美: 高い筆なの?
マロ: 激高。
明美: よく買ったじゃん。
マロ: いよいよ、桜を描こうと思った時、これは、いい筆がないと無理だって、始める前に思ったんだ・・
明美: 「いよいよ桜・・」、はっはっは、桜って、なんか絵の題材として、ひとつの大きなステップ、登竜門みたく言うじゃん。
マロ: でも、実際そうだよ。特に水彩画では、平たい話が、そういうこと。
明美: まあ、そうだよね。わかるわかる。で、その清水舞台飛び降りの筆だけど、はい、使い方のポイント。どうぞ。
マロ: ほんと、短期間に、こんな高い筆を、2本も買ったのは、清水舞台だったよ。筆の種類や大きさを選ぶ時、すごく緊張したからね。試し描きは、出来ないし、返品は出来ないし、筆買う時って、みんなそうなんだろうな・・先生のお勧めによって、あらかじめ決まったものを買いにいくのではないし。
明美: そりゃそうよ。マロが先生なんだから。
マロ: いや、そんな、
明美: そうだよ。でー、その高級なコリンスキーの使い方のポイントは。
マロ: いや、それは、人それぞれ自由にー、自分に合った、使い方を・・
明美: 隠さないで、
マロ: ・・・
明美: そういうこと、共有、共有、
マロ: はいはい、えーと。この2本の筆は、とても鋭利で、繊細な穂先、さらに命毛(先端に突き出た1本の毛)をもっています。一方、水彩絵具は、どれも顔料が、研磨剤、クレンザーみたいに、硬い粒子で、筆がどんどん磨耗します。だから、絵具をつき崩す作業は、ナイロンの筆でやります。混ぜ合わせる作業にも、出来れば使いたくない。ほんと、診察室でのお医者さんのように、万端整えられたところへ、コリンスキーの筆が登場するという具合。とくに、ラファエルとかは、高いから、やらせるのは、絵具を含ませることと、描くこと、それだけ。

この筆の鋭利に尖った先端を、もっとも活かす、筆づかいは、筆を運筆しないこと。筆を引き回さない。筆の姿を紙に写し取るつもりで、紙にそっと触れさせるだけでいい。筆の軸線方向から、左右にブラせることなく、そのまま筆を倒しこんで、紙に、そっと置く、もし、引っ張るなら、筆の軸線方向にちょっとだけ引っぱる。それだけです。そうすると、紙の上に、筆の魚拓をとったみたいな、というか、筆のシルエットの姿をそのまま紙に写しとることができる。筆の穂先そのものがすでに、素晴らしく鋭利な美しい形をしているので、その形を、紙に写し取るだけでいいんです。

明美: おー、やっぱ、マロ先生話が上手。
マロ: だけどさー、誰だってさー、ものすごく試行錯誤の末に、見つけ出した、秘訣みたいなもの、あるはずじゃん。これは、ちょっと教えたくない、みたいな。それに、この方法は、ものすごく素晴らしいよとか、人に押し付けても、その人には、まったく用のない技術だったりすることもあるし。
明美: webに書くだけなら、押し付けにならないじゃん。次は何描くの。
マロ: 桜とか・・花のエネルギーを・・

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by nzmaro | 2013-04-06 17:25 | 水彩画 | Comments(0)